電子レンジのターンテーブルが回らない!原因と解決方法

電子レンジのターンテーブルが回らない様子を表した写真 トラブル解決
電子レンジのターンテーブルが正しく回らないときのイメージ

「電子レンジの皿が回らない」「途中で止まる」「ゴロゴロと異音がする」――そんな経験はありませんか? 電子レンジのターンテーブルは、食品を均等に加熱するための大切な仕組みです。 しかし、皿やローラーのズレ、モーター不調など原因はさまざま。 本記事では 回らないときの原因 → 自分でできるチェック方法 → 修理・買い替え判断 をわかりやすく解説します。

よくある原因一覧

  • 皿のズレ: ターンテーブルが正しく溝にはまっていない
  • ローラーの汚れ・摩耗: 油や食品カスで動きが重くなる
  • 荷重オーバー: 大きな鍋・重い容器を置くとモーターが動かない
  • モーター故障: ゴロゴロ音や全く回らない症状が続く
  • 機種の仕様: ターンテーブルなしのフラット型レンジもある

自分でできるチェック手順

1. 皿の確認

  • ターンテーブルの突起部分が溝にはまっているかチェック
  • 皿の下に異物やカスが挟まっていないか確認
  • 皿を外して軽く水洗い → よく乾かしてから再セット

2. ローラーの確認

  • ローラーを取り外して油やカスを洗浄
  • 変形・摩耗がないかチェック(歪み・割れがあると交換推奨)
  • 本体のレール部分にゴミが詰まっていないか確認

3. 容器・食材のチェック

  • 直径の大きい容器や耐熱ガラス鍋は重量オーバーの原因
  • 軽めの容器に変えて動作を確認
  • 食品を中央から少し外して置くと動きやすいことも

4. モーターの確認

皿・ローラーを外した状態で運転し、モーター軸が回っているか確認。 回っていない/異音を伴う → モーター不良の可能性。

放置するとどうなる?

回転しないまま使用を続けると、一部だけ加熱 → 他は冷たいまま。 これにより加熱ムラ生焼けが発生し、食品衛生上のリスクが高まります。 また、内部に負荷がかかり寿命を縮める原因にもなります。

修理・買い替えの判断基準

  • 皿・ローラー清掃で改善 → 継続使用OK
  • モーター異常・異音が続く → 修理費は5,000〜10,000円程度
  • 使用7〜8年以上経過 + 他の不調もある → 買い替え推奨
  • フラット型レンジに買い替えれば「回らない」悩みから解放される

Q&A|よくある質問

ターンテーブルがズレやすいのは故障ですか?

多くは皿の設置不良やローラーの汚れが原因です。清掃と正しいセットで改善するケースがほとんどです。

皿なしでも加熱できますか?

ターンテーブル式は基本的に回転必須です。回らないまま使うと加熱ムラの原因となります。

ローラーを紛失した場合はどうすれば?

メーカーの部品取り寄せが可能です。代用品は安全性に欠けるため避けましょう。

モーター交換の費用は?

一般的に5,000〜10,000円程度が目安です。古い機種なら買い替えを検討しましょう。

フラット型レンジなら回らなくてもOK?

はい。フラット型はターンテーブルがなく、センサーと出力制御で加熱します。置き方の自由度が高く掃除も簡単です。

まとめ

電子レンジが回らないときは、皿・ローラー・モーターを順にチェックすれば多くは解決できます。 清掃や設置で改善しない場合はモーター不良の可能性が高く、安全のため修理または買い替えを検討してください。

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