「皿が回らない」「途中で止まる」──まずは皿・ローラー・軸(カップラー)の3点を確認。設定や積載量、機種仕様(フラットテーブル)も要チェックです。
結論と最短対処
- 皿のはめ込み直し:中央の突起(カップラー)と皿裏の溝を確実に合わせる。
- ローラーリング清掃:向き/欠け/汚れを確認し、軽く洗って戻す。
- 過載/偏りをやめる:重すぎ・片寄せは停止の原因。薄く中央に置く。
- 設定確認:ターンテーブルOFF・角皿/オーブンモードになっていないか。
- 皿を外して軸だけが回るかを見る。回らない/異音・焦げ臭がある→使用中止し点検へ。
- フラットテーブル機はそもそも皿が回らない仕様(回転は正常でなくてもOK)。
安全上の注意
- 分解・内部点検は感電の危険あり。モーター交換などは自力で行わない。
- 異音(ギー/ガリ)や焦げ臭・火花が出たら電源を抜き使用中止。
90秒クイック診断
- 皿の位置:裏の三つ爪/溝が中央カップラーに噛んでいるか。
- ローラーリング:向きズレ/欠け/ベタつき→取り外して洗浄→しっかり装着。
- 軽量テスト:小皿/マグ(水少量)を中央に置き、回るか確認。
- 皿を外して空運転(数十秒):軸だけ回る? → 回れば皿/ローラー側、回らなければモーター/カップラー側の可能性。
- 設定:ターンテーブルOFF・角皿/オーブン設定になっていないか。
原因別の対処
① 皿のはめ込み不良
皿を一旦外し、中央突起にカチッとはめ直す。裏の突起/溝の欠けも確認。
② ローラーリングのズレ・汚れ・欠け
受けローラーを外して水洗い→しっかり乾燥→正しい向きで装着。欠け/変形は交換。
③ カップラー(駆動軸)の抜け・割れ
皿を外した状態で軸が空回り/抜ける→劣化の可能性。自力修理不可のため点検へ。
④ 過載・偏り
大皿・片寄せは負荷過大。薄く広げ中央に、途中で一度混ぜる/裏返す。
⑤ 設定ミス(テーブルOFF/角皿モード)
取説に従いテーブルONへ。オーブン/グリル設定では回らない機種が多い。
⑥ モーター故障
皿なしでも軸が全く回らない/異音が出る→モーター/ギア不良の可能性。使用中止し修理見積もり。
⑦ フラットテーブル機の仕様
回転皿がない機種は仕様。回らない=故障ではありません(加熱ムラは並べ方で対処)。
再発防止
- 使用後に皿・ローラーをさっと洗う。砂糖・油汚れは固着前に除去。
- 大きすぎる皿・取っ手が当たる容器は避ける。
- 重い食品は小分け/中央に置き、途中で混ぜる。
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よくある質問
皿は回らないが食材は温まる
一時的なズレの可能性。清掃・はめ直しで改善することが多い。再発や異音があれば点検へ。
フラットテーブル機でムラになる
薄く広げ、途中で混ぜる/裏返す。角の高温部を避けて中央付近に置くと改善しやすい。


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