電子レンジから異臭・焦げ臭いにおいがするときの原因と対処法【安全中止ラインあり】

電子レンジから煙が出て焦げ臭い異臭がする様子 トラブル解決
電子レンジから焦げ臭いにおいがするトラブルをイメージした写真

焦げ臭い・油くさい・薬品っぽいにおい──まずは安全の切り分けを行い、問題がなければ清掃と脱臭で改善します。再発する場合は部品劣化の可能性も。

結論と最短対処

  • 煙・火花・溶け痕がある → 使用中止し、電源を抜いて換気。
  • 煙なし/軽いにおい → 庫内清掃→重曹スチームで脱臭。金属・焦げの有無も確認。
  • 樹脂が焼けるような臭い・コードの発熱 → 直ちに中止して点検へ。

2分チェック(上から順に)

  1. 見た目:スパーク痕/焦げ・煙がないか。
  2. 入っていた容器:金属縁・アルミ・蒸着袋が混ざっていないか。
  3. 飛び散り汚れ:油・ソースの炭化を拭き取る。
  4. 雲母板(側面の薄板):焦げ・欠け・膨れがあれば使用中止。
  5. 電源まわり:プラグが熱い/焦げ臭い→中止。

原因別の対処

焦げ臭・異臭が出たら停止→電源を抜いて換気。雲母板の焦げや金属混入を確認。
焦げ臭・異臭が出たら停止→電源を抜いて換気。雲母板の焦げや金属混入を確認。

① 食材の飛び散り・油汚れの炭化

ぬれ布巾→中性洗剤or重曹水で拭き→乾拭き。ラップはふんわり掛け、量は薄く広げる。

② 金属・アルミ・蒸着袋が混在

取り除いて再発防止。金属縁食器は使用しない。

③ 雲母板(マイカ板)の焦げ/欠け

再発しやすい要因。焦げや破れがあれば使用を中止し、修理相談。

④ 電気臭・樹脂臭(コード/プラグの異常)

プラグが熱い・焦げ痕→すぐ中止。別口でも再現するなら本体側や家側の問題。

⑤ 新品特有のにおい

初期は樹脂臭がすることも。数回の空運転(取説準拠)や清掃で軽減。

重曹スチームで脱臭(手順)

  1. 耐熱カップに水200ml+重曹小さじ1を入れる。
  2. 500–600Wで3〜5分加熱(沸騰→蒸気充満)。
  3. 扉を閉めたまま5分放置して汚れを浮かす。
  4. 庫内全体をやわらかい布で拭き取り→乾拭き

再発防止

  • 飛び散りはその日のうちに拭く(ベタつき→重曹水)。
  • 容器は耐熱ガラス/磁器に統一。金属縁は使わない。
  • 吸排気口を塞がない・壁から数cm離す。

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よくある質問

重曹以外でもOK?

クエン酸やレモンでも可。金属パーツに直接触れないようにし、最後は乾拭きで水分を残さない。

焦げ臭が一度で取れない

2〜3回に分けて実施。雲母板に焦げがある場合は使用を中止し点検へ。

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